小学生の母親がフルタイムで働けない理由

仕事のことを考える

こころはなです。

シングル・2児の母・1000万貯めた主婦です。

お金の自由が欲しくてトイレ掃除を始めました。

私は子供が小学1年生の時に旦那に別れようと言われ、ずっとフルタイムで働いてきました。

両親の援助なしに、小学生の子を育てながらフルタイムで働くのは無理がありました。

その理由を挙げさせていただきます。

○子供に長時間留守番させることになる

小学生の帰宅は、保育園と違って早ければ3時。

定時で帰ったとしても3時から6時まで留守番させることになります。残業になれば更に長く。

見守れない事で危険もありますし、友達とのトラブルも増えます。

うちは学童が合わなかったので(学童が嫌だと毎日泣いて帰ってきた)、低学年から寂しい思いをさせました。

○習い事が限られてしまう

習い事の選択肢が減り、学童か自宅近くまでお迎えに来てくれる所、家から自力で通える所に限られてしまいます。

先生や友達と合わなかったりして辞めても、他に行けるところがありません。

結果子どもの将来の可能性を奪ってしまうことになります。

うちの子はスポーツ全般が苦手なのですが、もしフルタイムで働いていなければ、いろんな習い事を経験し、その子に合ったスポーツを見つけられたのかなと後悔しています。

小学生で行かせたかった塾に通えなかったことも後悔しています。

○友達トラブルを解決してあげられない

うちは親の不在時も友達を自宅に呼んでいいことにしていましたが、見守りが無いとトラブルもありました。

仕事中、子供が泣きながら電話してくることもありました。

(友達を家に呼んではダメと決めると、行き場がなく公園やコンビニ前で過ごしたり、友達のお宅に頻繁に訪ねて迷惑をかける子を見ていたので、自宅は開放していました。)

小学生が子供だけでトラブルを解決したり、呼ぶ友達を選んだりするのは難しいです。

どうしても親の手助けが必要になります。

○絶対的に学力が下がる

フルタイムで働いて帰ると晩御飯を作るのが精いっぱいで、子供の宿題を見る暇がないです。

音読もたまに聴くくらいで、ハンコだけ押していました。(これは物凄く後悔しています。) 

宿題や持ち物も把握しておらず忘れ物も多かったですし、読み聞かせも出来ない日が多かったです。

○食育ができない

手作りお菓子を作ったり、子供と一緒に料理を作ったり、仕事の日はそういう事は出来ません。

お菓子は市販のものがあまり美味しくないからなのか、我が子は2人とも食にあまり興味がありません。

本来は食べ盛りなので、本当はおやつの時間に手作りお菓子やおにぎりを食べさせてあげたかったです。

帰宅後の空腹を我慢して胃が小さいのか、食は細く育ちました。

○病院に連れて行けない

緊急の場合は仕事を休んで連れて行きますが、子供は緊急じゃなくても病院通いが多いです。

耳鼻科、皮膚科、歯科など、平日に行けない分、土曜日の午前中はまとめて病院巡りです。

土曜日は子供も疲れているので病院に行くのを嫌がることも多く、少々の不調なら親に訴えず勝手に治ってしまうことも多かったです。それはそれで可哀想でした。

○ゆっくり話す時間がとれない

仕事をしても子どもと話す時間だけは取ってあげたいと思っていましたが、家事に追われる中でそんなのは幻想だと知りました。

兄弟がいる場合は、兄弟がいる中(ご飯時など)では本音を話せなかったりします。

一人一人と向き合う時間を取れるのは、土日の習い事の送迎時間などだけ。本当は相談したいことがあったのだろうと思うと後悔します。

小学生の壁という言葉を聞くと思います。

子供が小学生のうちは、両親のどちらかが時短勤務か、在宅勤務することをおすすめします。

小学校6年間の夕方の時間を、毎日親がいる家庭で過ごしている子と、一人で寂しく留守番している子では、将来大きな差が生まれます。

一緒に遊んだり本を読んだり、宿題を見たり、食育をすること。これは子供への将来への投資です。

小学生の頃に学習習慣が見についていない子が、中学・高校で例えば塾に行っても、そう大きく伸びないことは明白です。

子供の学力が高く育つことがどれほど将来につながるか、それが結果的に見て大きな節約になることを考えてみて下さい。

読んでいただきありがとうございます。

あなたに幸せが舞い込みますように。

こころはな でした☆

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